先代ラルフ・スウィートは45年以上にわたるホイッスルとフルート製作の後、引退を決意し、スウィートハート・フルート・カンパニーを廃業しました。その後継としてミュジク・モルノーがあります。
職人ジョセフ・モルノー(ジョス)は1985年、コネチカット州エセックスのデニソン・ロードにあるガレージの後ろにある「秘密の」工房で、ヘンリー「エド」フェラリーから初めて直接笛作りの手ほどきを受けました。翌年、ジョスはPatrick Cooperman(アメリカの鼓笛隊用品製造会社)で楽器を作り始め、ティン・ホイッスルの製造から高品質のファイフの製造へと移行し、「木管部門」を運営して、Colonial Williamsburg鼓笛隊を筆頭に、世界中の鼓笛隊に楽器を提供するようになりました。
ジョスは先代ラルフ・スウィート氏の技術を学びながら、長年にわたって職人技と楽器の伝統を守る技術を磨いてきました。そして2010年、自身の楽器制作だけでなく、民族音楽の伝統に基づいた演奏を促進するためにMusique Morneauxという工房を立ち上げました。
2017年5月にはコネチカット州ハザードビル(エンフィールドの一部)にある、かつてSweetheart Flute Coだったラルフ・スウィートの工房を受け継ぎ、楽器を製造しています。