「偏ったケルト話」で最も知名度の低い女優さんの紹介です。
マン島出身の人(マンクスと呼びます)って、それだけで発見が困難ですが、2012年ハリウッドにキラ星の如く現れた
サマンサ・バークスは、そんな貴重なマンクス。
英国、スコットランドのあるブリテン島とアイルランド島に挟まれたアイリッシュ海に浮かぶ小さな
マン島。そんな島のブリテン側(つまり東)にある人口1700人ぐらいの小さな町ラクシーで生まれた彼女は、小さなころから歌が大好き。さらに幼い頃からバレエ、タップ、モダンダンスを習い、マンクスバレエ団にも所属。
アメリカの人気番組「アメリカン・アイドル」的な英国のオーディション番組でファイナリストに残り、演劇界の大御所
キャメロン・マッキントッシュ(オペラ座の怪人、キャッツ、レミゼなどの製作者)に見いだされ、舞台版
「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役に抜擢。(レミゼ25周年コンサートにも同役で出演。↓動画)
そして、2012年12月に公開された映画版
「レ・ミゼラブル」で、同じく
エポニーヌ役で映画初出演。レミゼの中でも特に人気の高い曲「オン・マイ・オウン」をすばらしい演技をもって歌い上げ、10を超える映画賞にノミネート。(店長、号泣。エポニーヌ万歳)
一躍注目の若手女優となりましたとさ♪
さっそく次回作も決まり、マン島屈指の世界的大スターになるかも?