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ハープの弦について


他の多くの楽器(ギターやバイオリンやペダルハープでさえ)と違って、レバーハープのための標準的な弦のセットというものはありません。これはハープを作る側からすれば、それぞれのハープの大きさ、音色、音感を思うがままに設計できることになりますが、残念なことにハープの弦は他のモデルの弦と容易に交換できないことになります。

ストリングチャート(弦の一覧表)がお手元にあれば、チャートに示されている弦の直径に従う限り、ナイロンのモノフィラメント(撚りのない弦)の弦なら、どの銘柄のものでも使うことができます。ガット弦についても同じですが、ガット弦の場合、ほとんどのメーカーが弦の直径で分類していないので、選ぶのが難しくなります。しかし巻いた弦(低音部に使う他の素材で巻いた弦)は素材も、直径も、長さも様々なので、本来の用途以外で使うことはできません。これらの弦はほとんどがそのハープ専用のものです。

まちがった弦を数本使ったとしても、その影響はたぶん穏やかで、例えば、本来の音が出ないとか、レバーがうなりを生ずるなどですが、間違った弦を多く使うと、そのハープが耐えられる以上の張力が生じ、壊れてしまう恐れがあります。このため、多くのハープ製作者は、推薦する弦を使っていない場合はハープの保証を無効にしています。

ストリングチャートを持っていない、正しい弦をどこで買ったらいいかわからない、ハープを作ったメーカーと連絡が取れない、などの場合は、Robinson’s Harp Shop(英語)に連絡を取ってみることをお勧めします。Robinson’sの許にあなたのハープの仕様書が残っていなかったとしても、あなたのハープに合っていて、ハープを傷つけることのない弦を考案して、作ってくれます。


弦の注文

ダスティーハープの弦を注文するには、どのモデルのハープなのかを知る必要があります。もしよくわからなければ、ハープの低音部のサウンドホールを覗いていただくと、モデルの名前とシリアルナンバーを書いたカードがあります。

ネットで弦を注文する場合は下からモデルを選んでください。手紙やファックスで注文する場合は、「ナイロン弦注文フォーム(英語)」「ガット弦注文フォーム」を印刷してください。電話していただくこともできます。(+1 206-634-1656 アメリカ)お電話の際は前もってもモデルの名前と弦番号(短い方から数えて)を用意しておいてください。

弦の値段はネットの注文ページ、ダウンロード注文フォーム、または「値段(英語)」のページにあります。送料、手数料は送料のページ(英語)にあります。

注意:1992年頃に、FH36の設計を変え、弦の長さも変わりました。もしお手持ちのハープがその頃の作かもしれないと思われれば、ハープの内側に書いてあるモデル名を確認してください。もし後ろにHとかBとかSとか書いていないただのFH36 なら、1992年以前の型です。

弦を付け替える

初めて弦を付け替えることを考えると、気が重くなるでしょう。でも少し練習して正しい指導があれば、難しいものではありません。ストリングチャートをお持ちでないなら、このページの「ストリングチャート」のページから印刷できます。もしこのチャートと違うことを考えておられるのでしたら、私たちにご連絡ください。

「ハープの弦を取り替える」のページはこちら。

注意:ハープのネック(腕木)は弦の張力で固定されています。ですから同時にすべての弦を取ってしまうと、ネックはボディーから外れてしまいます。こうなっても大丈夫!たいしたことではありません。しかし、ふつうは一時に数本ずつした方が簡単です。


ノットとスプライン

巻いた弦にはノットと革のワッシャーがついています。これはサウンドボードの穴を通り抜けてしまわないためのものです。撚りのない弦を付け替える時は、自分でノット(結び目)を作る必要があります。(上記のリンクか下の動画を見てください)またスプライン(ノットを結びつけるプラスティックの短い棒)も必要です。古い弦から取ったスプラインを再利用できます。0.55の弦を切って使っていただいてもかまいませんし、パック商品(英語)をお買い求めいただくこともできます。
ノットがうまくできないときは次の動画が役に立つかもしれません。
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