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店長の少し偏ったケルト話

ドラマ「深夜食堂」

渋くてややハードボイルドな、それでいて心温まる人情話がたまらない同名コミックのTVドラマ版「深夜食堂」
渋かっこいい&べっぴんな役者さんが出ている素敵なドラマなんですが、この主題歌にご注目。
鈴木常吉さんの「思ひで」は、昭和の情景が浮かび上がるような、雰囲気たっぷりの曲なんです。

この曲を聴いて「あれ?」と思った方がいらっしゃれば、きっとその方は相当なケルトマニア。

そうなんです、実はこちらは、いわゆるカバー曲でして、原曲は18世紀にアイルランドで作られた伝統的なバラード「Cailin Deas Crúite na mBó」という曲なんです。

元々はゲール語で歌われていましたが、その後、アイルランドの詩人トーマス・ムーアによって英語版の歌詞をつけられ、あのジュディ・ガーランド(オズの魔法使いに会いに行ったドロシー)のミュージカル映画で歌われたことで、世界的に知られるようになったそうです。

ずいぶん昔に、遠く離れた西の島国アイルランドで作られた曲が、200年の時を経て、東の島国ニッポンで歌われている、なんだかケルトと日本の見えない絆を感じる一曲だと、妙に誇らしい気分になりました。
(2016年7月現在、Netflixで配信されています)

 
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