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「ケルトの言葉」

出展 pixabay.com

歴史を見ている中で、色々なケルト特有の言語について話が出ましたので、ここらで少しまとめてみたいと思います。

ケルト語といっても、「ネコ目ネコ科ヒョウ属のライオンさん」みたいなノリでいくつかの種類に分けられている。

現代でも使われている言語は4つ。
「ウェールズ語」「ブレトン語(ブルターニュ)」「アイルランド・ゲール語」「スコットランド・ゲール語」である。
また、ごく少数の学者がわかる以外では、1世紀ほど前までは話者が確かに存在していた「コーンウォール語」「マン島・ゲール語」というのがある。
現在も復興活動真っ盛りだけど、なかなか進んでいないそうだ。

大きな分類でいうと「~ゲール語」は原ケルト語の中の「ゴイデル語」という大きな括りの中のひとつの種類と考えらていて、ブルターニュで使われている「ブレトン語」はケルト語の中の「ガロ=ブリトン語」という大きな括りの中の「ガリア語」という小さな括りの中のひとつ。
そして、ウェールズ語、コーンウォール語は、「ガロ=ブリトン語」の中の「ブリトン語」の中のひとつなんだって!
はい、わけがわからない。

そこで、正しい表現ではないけれど、動物のような表記で書いてみよう。(目は”もく”って呼んでね)

●ケルト目 ゴイデル科 ゴイデル属の○○ゲール語
●ケルト目 ガロ=ブリトン科 ブリトン属のウェールズ語、コーンウォール語
●ケルト目 ガロ=ブリトン科 ガリア属のブレトン(ブルターニュ)語

こんな感じでよろしいかと思います。

ちなみに大陸も含めて数多くのケルト語が生まれてきたんだけれど、その多くがすでに消滅してしまっている。文献に残る最古のケルト語は、イタリアで見られてるんですよ。
さぁ、みんなもゲール語話者になりませんか?
(聞いたところ、めちゃくちゃ難しいらしいですが…)
 
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