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店長の少し偏ったケルト話

古代ケルトに関する小ネタ集「ぶっとびセンス炸裂の兜(かぶと)」

鉄器時代に戦いで名を上げまくったケルトさんですが、その確かな金属加工の技術力と、類まれなる芸術センスで、数々の兜を生み出しています。

もちろん大半は、ごく普通の丸型のヘルメットなんですが、いくつか紹介してみます。
 
まずひとつめは「つまみ上げすぎモデル」です。

こちらは、ピ●ミンを彷彿とさせる「ヘルメットの先を指先でつまんで、めっちゃ伸ばしてみました」的デザインですね。
同じようなデザインのものも色々見つかっているみたいですが、程よい摘み上げ具合のものから、ちょっとやりすぎに思えるものまで、たくさん出土しています。きっとヒラの兵隊さんより偉い人が「もっとだ!もっとつまみ上げて、わたしの偉大さを表現させるのだ」的なデザインだったことでしょう。敵から見ると、偉い人がどこからでも見つけられるような気もしますが、そんなデメリットを覆すぐらいのメリットがあったのかもしれませんね。


ふたつめは「変な育ち方した大根風モデル」

時折ニュース欄でもお目にかかる、妙に人っぽい形に育った大根。そんな大根に近い雰囲気を醸し出す独特のデザインのモデルです。「ツノが2本」と言い張るならそれはありそうな気がしますが、これはツノでしょうか?日本人から見ると、まんま大根に見えますが、きっとケルトなみなさまはこちらは何か表現したいものがあったのかもしれません。


最後に紹介するのは「兜をトンビに取られたよモデル(ギミック付き)」です。
こちらはヘルメット上にちゃんと止り木的な装飾があり、そこに足をかけた鳥さんが翼を広げています。で、この鳥のサイズがご覧の通り頭より大きいので、完全に兵隊さんではなく、鳥がメインですよね。
そして、こちらのヘルメットのすごいところは、羽の部分がヒンジで付けられているため、翼を上下にはためかせることができたんです!
この性能はどうやって戦いの場でいかすのでしょう。例えば夜間にこっそり移動しようとしても、お馬さんのパカパカに合わせて、鳥の翼が揺れるから、たぶんですがうるさいですよね。

ほかにも鳥をモチーフにしたものは結構ありまして、大きめの翼が耳元についたモデルや、鳥の首から上がヘルメットの上にちょこんと生えているモデル、あと、まんまロキ(マーベルの映画・コミックで人気のキャラ)?ドクター・フェイト(DCコミックのスーパーヒーロー)?というようなちょっとテンションの上がるものまでたくさんありますので、興味のある方は「ancient celtic helmet」でグーグル検索してみてください。

今回はおもしろい感じで紹介しましたが、おそらく一風変わったやつは、儀式とかの時にかしこまって着る用のものだったんじゃないかと言われています。(実際、羽が動く鳥のヘルメットは要らなさすぎる)

と、今回は個人的に気に入った古代ケルトの個性爆発ヘルメットを紹介しました。
 
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