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店長の少し偏ったケルト話

戦争とバグパイプ

出展 pixabay.com

戦争と音楽という組み合わせは、歴史的にも多くの事実を持って語られます。

戦場において音楽は、士気を高め、敵を威嚇するための重要な要素だったと言われます。(ほら貝は合図としても使われてましたよね。)

特にバグパイプはその音量(なんせ大きな音)から戦場向きとされ、遠くまで響き渡る音色は爆音鳴り響く戦場にあっても、耳に届き、スコットランドやイングランドの出身者が「生きて故郷に帰るんだ!」と心底励まされた、という体験談が多く残っているそうです。

もうひとつ、バグパイプならではの逸話が残っています。

バグパイプはその構造上、空気をためたバッグを用いているため、息つぎ(ブレス)をする間にも途切れることなく音が鳴り続きます。そこで、もしパイプ奏者が戦死してしまっても、すぐに代わりの者がパイプを引き継ぎ、途切れさせることなく音楽を鳴らし続けていたんだそうです。
それにより、敵国側としてみれば撃てども撃てども鳴り響くバグパイプの音色に、相手が不死身なんじゃないかと焦り不安になってしまったんだそうです。
ですが、ぜひ音楽は戦場ではなく、平和な世の中でこそ鳴り響いてほしいですね♪
 
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