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ケルトの笛とは

「ケルトの笛」とは、ケルト地域で演奏されている管楽器全般を総称する言葉です。

ここで解説するケルト地域は、ケルト文化が今もなお受け継がれている国・地域を指しており、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンウォール、ブルターニュ(フランス)、ガリシア(スペイン)としています。

ケルトの笛の中には元は同じ楽器だったとしても、地域で工夫や改良を重ねる中で、今では別の名前で呼ばれている楽器がたくさんあります。
それぞれの地域が持つ文化が、楽器に影響を与えている点で、歴史的にもとても興味深い楽器がたくさんあり、一度は生で演奏を聴いてみたいと強く思います!

また一口に「ケルトの笛」と言っても、こちらで紹介しているように様々な楽器の種類がありますが、当店ではティン・ホイッスルなどのたて笛、アイリッシュ・フルートなどのよこ笛、そしてバグパイプに特化して紹介しています。

グレート・ハイランド・パイプス Great Highland Pipes

出展 pixabay.com

グレート・ハイランド・パイプス(Great Highland Pipes = 略してGHP)は、スコットランドで最も広く演奏されるバグパイプです。
バグパイプ族の中でも世界中でもっとも広く知られており、バグパイプの代名詞的な楽器です。

GHPは1000年以上も前から演奏されていたと言われている、とても独特な構造を 持つ楽器です。

まず口にくわえた管(ブローパイプ)を通して、バッグに空気を ため、そこに圧力を加えることによって、中にある空気を「チャンター」と呼ば れるリード(音を鳴らす仕組み)のついたパイプに送ることにより音が出ます。

やたらたくさんの「棒」が伸びていますが、チャンターと呼ばれる指で演奏しメロディーを担当するパイプ以外(上に突き出す3本)はドローンと呼ばれ、それぞれがチューニングされた単音を鳴らし続けます。

通奏管(ドローン)は3本で、主音はB♭(移調楽器であり記譜音はA)、旋法はG、記譜上のG(通称LowG)からA(通称HighA)までの9音を出すことができます。

管の先は閉じることがありませんので、アイルランドのイリアン・パイプスやイングランドのノーサンブリアン・スモールパイプスのように音を止めたり、スタッカートな演奏はできません。

とても大きな音量のため、室内での演奏や管弦楽器との合奏には向きませんが、古来から、太鼓との合奏によるマーチングでもっともよく演奏されてきました。
現代では、音響機材を使うことでバンド・サウンドの中でもアンサンブルに使われています。

スコットランド人の魂を表現する楽器としての位置づけから、19世紀には50年間にわたって演奏が禁止された時代もありました。
現在は、日本をはじめ世界各地にパイプ・バンド(鼓笛隊)があります。
 
ステッカーで学ぶケルトの笛