ご質問「チャンターの高音域(左手のラシドレ)の音程が低めで、右手の音域(ソファミレド)の音程が高めです。どのように改善したら良いでしょうか?」
回答:リードの差し込みと指孔の加工の二つの方法が利用可能です。
以下の(1)を試して、左手の音程が合えば、右手の高い部分は(2)のテープで指孔を隠して個別の音程を下げることで、チャンターの指孔を広げる加工をせずに済むでしょう。
(1)リードの差し込みを深くすることで全体のピッチが上がります。
特に左手の指孔の音程が、右手の指孔の音程よりも顕著に上がります。差し込みを深くするには、リードの先端に巻いてある糸を少し解いて若干力を込めて本体にリードを深く差し込んでください。
(2)指孔の加工により個別の音程を改善できます。
まず音程が低い場合は指孔を少し広げることになります。丸やすりの最も先端の細いものを100円均一やホームセンターでお探しになってください。指孔の円の上部の方にほんの少しだけ削ります。特にチャンターの上部の指孔は見た目ではわからない程度のわずかな削りでピッチが大幅に変わるので、音程を確認しながら加工ください。
ただし、指孔を広げると元のサイズに戻すのが難しいため、リードが換わった場合に高くなりすぎる恐れがありますので、実行するかは熟考ください。
高い場合は指孔の上部にテープを貼って指孔を少し隠してください。100円均一にあるマスキングテープの、絵柄がプリントされていないものをお使いください。(絵柄があるものは、薄くて適さない場合があります)