ご質問「ティン・ホイッスルC管のピッチの安定しているのはジェネレーションと スザートではどちらでしょうか？」

C管のティン・ホイッスルのつきまして、わたしはこれまで演奏の現場では使っていなかったので、ご質問を頂いて改めて調べてみました。

結果から申しますと、Generationの音程は非常に悪いです。Susatoはまだマシではありますが、オクターブの間が狭く（2オクターブ目の音程が上がりきらず）、2オクターブ目では音が割れんばかりに吹かないと、音程を良く吹くことはできません。

実験の条件：
第1オクターブ目のF（3つ閉じた運指）と第2オクターブ目のC(全閉じ)で440hzに合わせて、７音階の音程をRTTAチューナーアプリで計測しました。

一般的に普及していてメーカー間の競争も多いD管に対してC管は製造しているメーカーが少なく、手を抜いているのかな…という印象です。

今回、量産品のC管がこんなにも音程が悪いことを知って、私（hatao）自身が少しショックを受けています。なお、当店で販売しているFeadog C管もGenerationと大差はありませんでした。

もし正確な音程が求められる現場でしたら、Burkeなどハンドメイド製品のC管のご購入をお勧めいたします。

様々な調子の笛について