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よくあるご質問

「量産型ホイッスルの音程について」

ご質問「量産型ホイッスルの音程がよくないのですが、対処方法はありますか?」

「音程が悪い」場合、2つのことを考える必要があります。

(1)全体が基準の音程より高いのか、低いのか
(2)個別の音程がずれているのか

(1)の場合…
マウスピース可動の笛については、長さを調節することで改善できます。量産型ホイッスルの多くは、熱湯につけることでマウスピースを抜くことができます。方法について詳しくはこちらで解説しております。 ※ご自身の責任においてなさってください。

基本的には1オクターブ目のAと2オクターブ目のDをチューナーに合わせます。ただし、息の強さで大きくかわりますので、弱すぎず、強すぎず、もっとも気持ち良く息が通って、しっかりと明るい音色になる息の強さで測って下さい。

マウスピース固定のティン・ホイッスルは、息の強さで合わせるのですが、どうしても高く出る場合は、「窓」の上と左右の部分をパテで盛り上げて囲い音程を下げることができます。
反対に低く出る場合は、息を強めて下さい。
 
(2)の場合…
量産品のティン・ホイッスルは個々の音程がそれほど正確ではなく、とくに第二オクターブは低くなる傾向があります。2オクターブ目については息の強さで音程が大きく変わりますので、しっかりと息を入れて音程を上げてください。チューナーを見ながら適切な息の強さを覚えるまで、オクターブ上下の練習をしましょう。

個々の音程の調整は、下げるには指孔にテープを張ったり、上げるには穴を広げたりすることで調整できます。筒音(レ)を下げるには、筒の出口をテープやパテでせばめてください。

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