最初にバウロンを買う時にビーターが付属しているなら、それを使って練習を始めて問題ないでしょう。
一般的に付属しているのは、伝統的なずんぐりとした形の木のビーターです。ビーターは適度な重さと太さがある方がストロークが安定し指が鍛えられます。
2本目のビーターを買うとすれば、直線的なロッド・タイプのものがオススメです。細い竹ひごを束ねたものがルーツで、ジョニー・マクドナー Johny McDonaughの発明だと言われています。
木製のロッドは耐久性もよく、最初は太めのものにしたほうが消耗のリスクが少なくていいでしょう。汎用性が高いサウンドが期待でき、近年このロッド・タイプのビーターがスタンダードなものになりつつあるようです。
やがてストロークが安定してくれば、細いものを手に入れハイピッチなサウンドを作っていきましょう。
こうして好みのビーターが定まってきたら、自分の手の大きさに合うものやほしいサウンドが出せるものを探してみてください。好みのビーターを手作りできる人や加工できる人は、自作に挑戦してみると楽しいですよ。
いずれにしても最低でもビーターは3種類以上持っておくとサウンドの幅が広がって良いでしょう。
バウロンの販売ページ(楽器の下部にビーターもあります!)