伝統音楽の多くは、前半と後半の2部から成り立っています。
前半の8小節を「チューン」と呼び、後半の8小節を「ターン」と呼びます。(へ~)
そして「チューン」を2回演奏したら、「ターン」に突入し、これも同じく2回演奏する。
これが1曲1回のスタイルです。
8小節×2(チューン)+8小節×2(ターン)=32小節ですね。 これを気のすむまで繰り返すのです。(誰の気のすむまでなんだろう)
ケルト音楽の特徴として、聴いていてなんだか懐かしい気になることがあります。
日本人の情感にマッチする曲調(※)ということはもちろんあると思いますが、もしかして15分前に聴いた曲と、今演奏されている曲が、実は同じ曲だからかもしれませんね。
セッションでは、同じリズムの曲をランダムに組み合わせて演奏していきます。
Aという曲を10回弾いて→Bという曲に移行する!という風な感じです。
この曲が切り替わった瞬間は、なんとも言えない興奮感があり、聴いている側にもひしひしとそれが伝わってきます!さぁ、パブへ!!
※余談ですが、日本唱歌を作った多くの人は開国当時、絶頂期を迎えていた大英帝国に影響を受けていることが少なくありません。
作曲家の中にはウェールズのピアノ教師に習っていた人もいるぐらいなので、根本が似ているのかもしれません。