アイリッシュ・ダンスと一口でいっても、結構な種類があります。
最も有名だと思われるダンスショー「リバーダンス」は、横一列にズラッと並び、一糸乱れぬ足技を見せてくれます。
上半身は動かさず、足を激しく動かすという印象も、このダンスショーから印象づけられたものだと思います。
実は、リバーダンスなどのパフォーマンス用のダンス種類は、アイリッシュ・ダンスの中の「ステップダンス」という種類の、「競技用」のダンスが形を変えたもので、比較的新しいものなんだそうです。
アイリッシュ・ダンスは大別して、先述の
「ステップダンス」と
「ソシアル(社交)ダンス」があります。
ステップダンスは、足のみで踊る種類で、一人だけで踊るスタイル(シャン・ノース)や数人で踊るスタイルなど色々な種類があります。
ソシアルダンスは、
「ケーリー・ダンス」と
「セット・ダンス」に分かれます。
ケーリー・ダンスは、とりわけ人気のあるスタイルで、4~16人のカップルが向き合って踊るものですが、めまぐるしいほどグルグルと速くて複雑でアグレシッブなダンスです。
知らない人(はい、ぼくです)が見ると、何が何だかわからないのですが、実は30種類ほどのダンスに限られていて、たまにどっかしらから「〇×△!!」と声が聴こえていたので、その号令でダンスの種類を全員に伝えているようです。(伝える人をコーラーと呼ぶそうです)
最後にセット・ダンスですが、いわゆるフォークダンスのようなものらしく、アイルランド各地で様々な種類のダンスが生まれているんだそうです。
ダンスに関する知識がほとんどないので、少し経験者に聞いて、いずれもう少し実のあることを書きたいと思います。
ちなみに店長は一度アイリッシュ・ダンス体験講座に参加したことがあるのですが、前半終了後ランチ休憩の際、グルグル回り過ぎて気持ち悪く、何も食べられなくなったことがあります。
動画は「リバーダンス」のものです。超カッコいいので、ぜひ見て下さい!