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アジアのケルト音楽

エピローグ アジアのケルトの未来

これまで中国、台湾、韓国、東南アジアのケルト音楽(主にアイリッシュ)の状況を紹介してきました。
それぞれの国で、それぞれの状況に応じたやり方で音楽を楽しんでいることがお分かりいただけことと思います。最近facebookなどでそれぞれの国の音楽ファンが繋がってきたとはいえ、交流はまだ少なく、発展の可能性があると感じています。

僕は今この原稿を北京から書いています。今回2018年は10日間、重慶、山西省太原市、北京を回って、各地のアイリッシュ・ファンと交流をしてきました。僕が中国に通い始めた頃とは国の状況は大きく変わり、海外の情報がより早いスピードで入ってくるようになり、また、中国を訪れる演奏家も増えてきました。重慶で出会ったフィドルを弾く友人は来月、スコットランドのグラスゴーに音楽留学をするそうです。本場で経験を積んだ演奏家が育つと素敵だなと思います。

来月は韓国のアイリッシュ・ミュージック・フェスティバルに参加して演奏とレッスンをします。そのために、韓国語の習得に励んでいるところです。
今年は7,8,9月を東アジアの国々を訪れる年となりました。そして10月21日に大阪で企画しているアイリッシュ・カーニバルには、韓国や台湾からアイリッシュ・ファンがたくさん参加する予定です。

日本のケルト系の海外への躍進も最近はよく耳にします。「ケルトの笛屋さん」京都のfield店では、ケルト/北欧音楽のCDを積極的に取り扱っており、おそらく日本でも最大級の品揃えとなっています。
今後はネットを通じて英語で日本のケルト音楽を発信する事業もするつもりです。

僕はこれからもアジアの国々を訪れて、発展に貢献したいと思っています。
最近はアイルランドに留学や音楽旅行をする人々が多いので、もしアイルランドで出会うことがあれば、ぜひ一緒に楽しい時間をお過ごしください。きっとアジア人同士、意気投合することと思います。
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