現在、カートには商品がありません
カートの中を見る
ご利用ガイド お問合せ

「スネイプ先生の策略」

「アイルランドの歴史とは、ヴァイキング襲来以前とイースター蜂起以後にしかない」
という言葉がある。
つまり、その真ん中の長い間は英国の歴史ってわけだ。(おいおい、これまで34回も何やってたんだ、とかは言いっこなしでお願いします。)

英国に指導者を殺されてしまったけれど、愛国心の火はもはや燃え盛って消えるなんてことなんてありえない状態になっていた。
そしてアイルランド(Newシン・フェイン党)のリーダーにイーモン・デ・ヴァレラ(通称スネイプ先生)というおっちゃんが就任する。
そして英国側のちょっとしたミスもあり、これまでバラバラにアイルランドの独立を訴えていたグループが手を組んだんだ!(ルフィと白ひげとクロコダイルとローが共闘したみたいにね!)

そうなるとアルスター地方以外のアイルランド全土で、独立を望む声が圧倒的多数になった。
もうお気づきかと思いますが、このアルスター地方=いまだ英国から独立できていない「北アイルランド」になるわけですね。

もはやアイリッシュの新たな十八番となりつつある英国議会に対するボイコット→無認可の団体の立ち上げ(アイルランド議会)を宣言のパターン。この行為は実質的な英国への宣戦布告となり、英国vsアイルランドが開戦。(アイルランド独立戦争
ネチネチと泥臭い攻撃を英国に仕掛けるアイルランドに、無秩序な弾圧部隊(ほとんど殺人集団)を送り対抗した。
その時代にアイルランドの陣頭指揮を執っていたのが映画にもなっているマイケル・コリンズだ。

さすがの英国も、もはや埋められない溝の深さを認識し、アイルランドを北と南に分断した。
そして1922年12月、ついに英国=アイルランド条約を結び休戦にこぎつけたんだ―

1920年ごろ、ごく最近のアイルランドvs英国なお話。

参考映画:「マイケル・コリンズ」

 
  • 友だち追加