さて、英国では
ヴィクトリア姉さんが王位に就いた。
彼女はなんと64年間も王の座を守り続けたんだ。(歴代最長!)
国民からの人気も高く、英国万国博覧会をド派手に開催したのも彼女の時代だし、大英帝国が「帝国」と呼ばれるにふさわしい躍進を見せたのもヴィッキーの時代。
在位64年のうち、戦争をしてない期間が2年ぽっきりという猛烈なフリーザ様っぷり。
とはいえ、いつか書いたように、女王は国事に直接口を出せないので、政府の思惑も大きかったんだけどね。
そんなわけでヴィッキーが即位した時と、彼女が亡くなった時を比べると、
英国領土は10倍にもふくれあがっていたってわけ!(世界全大陸と全人口の4分の1!)
「英国による健全な国政と、国民の生活水準を引き上げるための植民地化」という、押し売り感たっぷりな精神で領土を広げていたわけなんだけど、ヴィッキー姉さんが頂点にいることで、粗野な王様よりも幾分イメージは良く、領土拡大に大きく貢献したそうな。
おっさんに忠誠を誓うより、姉さんの方がやりやすかったらしい。(男子的にはわかる)
ちなみに、ケルトの笛屋さんで扱っているティン・ホイッスルの人気モデル
Sweetoneのクラーク社は、この頃生まれたんだよ。(古い!)
中でも
Victorian Siging Gamesは”ヴィクトリアン”という名前からもわかるように、ヴィッキー姉さんの時代に吹かれていた頃のホイッスルの復刻版なんだ。(すごくない??)
英国で作り始めて普及してから、アイルランドに渡って爆発的に人気を博したってわけ。
1850年ごろの、ヴィッキーフィーバーなお話。
参考映画:「Queen Victoria/至上の恋」「ビクトリア女王/世紀の愛」