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「オレンジジュースは体にいいよ」

出展 pixabay.com

イングランドは、百年戦争から仲のよろしくないおフランスと喧嘩を続けていた。

そして、すっかりお家芸となった「王様だ~れだ」の内輪もめはエスカレートし、国民も(そして僕も)どうなっているのかよくわからないことになっていた。

しまいには「アンチおフランスだったら誰でもいいぜ!」って具合に、オランダの王様をイングランド王にしたりしたんだ。
この男、名をオレンジ公という。

オレンジさんは、初めて「どの宗教を信仰してもOK」という、なかなかナイスな法案を通した。でも、この法案は「そろそろイングランドをまとめよう」というピッコロ精神からのものだった。

ちなみにスコットランドは、大半がアンチおフランスだったので、意外にもイングランドの味方をした。中にはアンチイングランドを名乗っていた連中もいたんだけど、爆力魔破で消されちゃった。(わかるかな?)

さて、「フランス大嫌いなイングランド」大嫌いなアイルランド。
つまりアイルランドは、必然的にフランスの味方をした。(敵の敵は味方!)

アンチイングランド同盟第二弾(第一弾はスペインとだね)を組んで戦に備えたアイルランド。それに気分を害したオレンジさんは大軍(オランダ、デンマーク、そしてスコットランド!との連合軍)を引き連れアイルランドを攻撃。かなり白熱した戦いになったんだけど、数には勝てずに完敗。(ボイン川の戦い)

負けたところでフランス人は国に帰ればいいんだけど、アイルランド人は逃げようがない。
結局さらに虐げられるはめになり、完全に植民地となってしまったんだ。

紀元1690年ごろの、ついに統合されてしまった残念なケルト話。
 
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