現在、カートには商品がありません
カートの中を見る
ご利用ガイド お問合せ

「だめ、絶対!ケルト弾圧」

ヘンリー1世の孫にあたるヘンリー2世は運よくイングランド全土を支配下に置き、(賢いことに)お金がものを言う残念な時代を終わらせ、裁判官や陪審員、そしてちゃんとしたアップデート版の封建制度を作り上げた。

さらにその後、息子同士のバカ殿争いが起こり、末っ子が王位を継承。その孫にあたるエドワード1世の時に、久しぶりにケルトが関係してくる事件が起きる。

彼は手始めに外国人を全員追っぱらってしまった。(フランスはお怒り)

そしてえらく反抗的な態度をとっていたウェールズを敵と定め、その親玉を殺害。さっさとイングランドの一部としてしまった。
その親玉がレヴェリンといい、今でもウェールズ独立運動の際、祭り上げられている人物なんだって。

さぁ、エディは勢いに乗って北の問題児にも同じ手をつかった。
もちろんスコットランドだ。
そして同じく親玉のウィリアム・ウォレスをひっ捕らえて、またしても殺してしまった。(この人物の伝記映画が「ブレイブハート」
それでも、粘るスコットランドを完全に負かすことはできなかった。

ちなみにアイルランドとイングランドの間の海に浮かぶ、同じくケルト人が多く暮らすマン島もこの頃イングランドに統合されてしまう。

またその頃、スコットランドは、そこに住むケルト系ゲール人の反イングランド貴族をたきつけて、占領されたアイルランドに攻め入った。
これはなかなかに効果があり、かなりの土地を奪い返すことができたそうだ。

紀元1300年ごろ、暴れん坊エディのケルトなお話。

参考映画:「ブレイブハート」「冬のライオン」
 
  • 友だち追加