「昨日まであんなに楽しく暮らしてたのに…」と思わざるを得なかっただろう。
のん気に暮らしていたローマ人は、突如として野蛮を絵に描いたような「北の奴ら」と、そもそも品なんて持ったこともないような「海賊野郎」に挟み撃ちにされてしまう。(北にベジータ、南にフリーザ様って感じ)
誰だってそうするだろうけど、彼らも例外なく、そそくさと荷物をまとめて国(大陸)に逃げ帰った。(ケチなことに、文明ごと持って帰っちゃったんだ)
さぁ、しばらく名前の出てこなかった主役のケルト人はというと、なまじっかローマ風に染まって生活を楽しんでいたもんだから、一体どうすりゃいいのかわからずパニック!
「とりあえず、逃げなきゃ!」ってなわけで、ローマ人が見向きもしなかったド田舎(ウェールズやコーンウォール)に逃げ込んだ。そして、少しローマっぽく喫茶店を開いたんだって。(冗談かと思いきや、史実)
そんな逃げ惑っていた頃、希望の光として生まれたのがアーサー王の伝説だったりする。(実在の人物ではない)
紀元400年ごろの、ナメック星のようなケルトのお話。
参考映画:「エクスカリバー」「トゥルー・ナイト」「キング・アーサー」