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「ブリっとした島」

ブリテン島。
文字にしてみると、なんとなくブリっとした雰囲気になるもんだね。

これまで、「世界地図で言うと一番左上らへんにある小さな島。それがイギリスで、その左にある小さいのがアイルランドなんです~」なんて、幾度となく説明したけれど、あの島の名称は「ブリテン島」。

誰でも一度は「長ぇ名前だな~」と感じたことがある「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」のブリテンは、この島の名称からきてるんだ。(ちなみに右図の緑色がブリテン島。その左の空豆みたいなのが、アイルランド島!

元々はフランスやドイツのある、ヨーロッパの大陸と地続きだったんだけど、紀元前5000年ほど前に海峡ができ、島になったんだそうな。
その遥か昔、紀元前1万年~8000年頃(その後3000年かけて海面が上昇)、地続きだった陸地のことを「ドッガーランド」と呼ぶんだ。ごく最近、本格的に調査をしてるそうで、色々な遺跡を発掘したり急ピッチで解明されつつあるんだって。(ナショナル・ジオグラフィック2012年12月号で特集)

そこからさらに2000年ほどが過ぎた紀元前3000年~2500年ごろ、かの有名な巨石文化が栄え、なぜかは知らないけれど、やたらと大きな石を積み上げたりしていた。石を積み上げたいお年頃だったんだ。(ストーンヘンジや、ニューグレンジが代表的)

その時代の人たちのことは、あまり詳しくわかっていないんだって。
でもブリテンがブリっと大陸から離れるより、さらに前からアイルランド島はあって、今のスコットランドの位置に住んでた人が、移動したんだろうというのが定説。

そこからさらに500~1000年が経ったころ、いわゆる「ケルト人」がブリテン島にやってきた。つまり元々そこに住んでいた人を侵略する形で、ケルト人はブリテン島に入って来た、というわけですね。
 
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