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第31回 「ロマンティックあげるよ」

メアリはロマンティックな女性だった。(そして若かった)

当時、王族の女性と言えば政治の道具ぐらいにしか思われていなかった時代の中で、彼女は一目惚れというマジックで彼氏を選んだ。かどうかは、本人の胸の内しだいだけど、イングランドが全くノーマークだった人をメアリは新しい夫に選んだ。

でも、そこにメアリの一番根に持っているであろう執念が垣間見えもした。 それはイングランド王位継承権(もしエリーが死んだ場合、次に王位が回ってくる権利)2番目のメアリが一目惚れた相手は、まさかの継承権3番手の彼(ちなみにダーンリという人。なんだかダーリンっぽい)だった。

この結婚に慌てたのは何もイングランド王室だけじゃなかった。 それぐらいメアリの行動は、現代風なものだったそう。

スコットランドの貴族たちも、「ちょっとその結婚待ってつかぁさい!」と物言い、どころか反乱を企てた。

でも、ダーリン、顔はいいけど頭が少し残念だった。

メアリも「ロマンチックあげた相手を間違えちゃった?てへっ」てな具合で、現代女性のロマンス精神を持つ彼女は、なんと宮廷楽士に急接近!?

それを見かねたダーリンも激おこプンプン丸で宮廷楽士を暗殺!(発想が中世)

メアリ激怒、ダーリン国外追放…。
「もう勝手にしてつかぁさい」

 
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