ブリテン島一の美しい女性はエリザベス女王とメアリ女王のどっち?
どちらの方が気品があって、魅力的かしら?
そんな(どうでもいい)やりとりが国じゅうに溢れかえっていたほど、ふたりの女王はいつだって比較された。
少し年上のエリザベスがメアリのことを「可愛い妹」と呼べば、メアリは「お姉さま」と懐いていたそう。
文通のやりとりも盛んで、意外にも仲睦まじい関係を築いていったふたり。既読スルーとかしない関係だったのね。
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ブリテン島は平和につつまれる…わけないですよね~。
仲は良くとも、二人の間にいつも3つの大きな問題があった。
①メアリ的には庶子の子エリザベスより、
自分の方がイングランド女王にふさわしいと思っていた。
②
メアリは結婚していなかった。(エリザベスもだけど)
③メアリは
カトリック、エリザベスは
プロテスタントだった。
3つめだけ異常に重たくね?と思うとかもしれませんが、ほんとその通り。 結局のところ3つめの利権争いを見越した上で
「メアリの夫になりたい!」と望む諸外国の王子さまは多かった。
美しく、血統が良く、女王の地位があり、まだ18歳! なわけで、昔話のように求婚者があとを絶たなかったんだって。