現在、カートには商品がありません
カートの中を見る
ご利用ガイド お問合せ

第20回 「80年も戦争されたら誰だって困る」

基本的にカトリックのゴリ押しが得意戦術のスペインだったのだけれど、この頃、宗教改革がありプロテスタント勢力が急台頭。
これまでのゴリ押しだけでは人々をまとめられるはずがなかったのに、それに気付かなかったスペイン。
結果、徐々にその反乱は規模を増していき、なんと80年間も戦争した挙句に、領土を失う(地方が独立)ハメになってしまった。

その国の名は、オランダ
後にイングランドと並び、海上帝国を作り上げるチューリップと風車の国だ。(体感するならハウステンボス)

でも、一地方都市の人たちが、超大国スペイン相手になんで80年も戦争を続けられたんだろう?
しかも勝っただなんて、ちょっと信じられないよね。もしかして…

そんなウワサがヨーロッパを駆け巡り、スペイン国王の耳にも届くようになっていた。
そう、のちのオランダになる地方都市にはイングランドという強大なパトロン(資金源)がついていたんだ。(実は実話)

そのことを知ったスペインは、堪忍袋もパツンパツンになって、ついにイングランドを直接攻めることを考え始めたってわけ。
 
  • 友だち追加