国の前に、地理をご紹介。
国や国名なんて、歴史を見ていくと本当にコロコロ変わっていくから、まずその地理のことからね。
まずロシアの左端上部からニョキッとキノコのように生えている半島が「スカンジナビア半島」。
この半島に現在は左からノルウェー、スウェーデン、フィンランドがあるわけです。
そして、ロシア左端からキノコをスルーして左下に進んでいくと、いわゆるヨーロッパ文化圏に突入します。
東欧とよばれる国々があって、ポーランドやドイツ、と聞き馴染みのある、そして意外と北欧の歴史に関わりの深い国々が現れます。
さて、そんなドイツにも、ニョキッとツノが生えているんですが、ここが「ユトランド半島」。このツノこそがデンマークなんですね。
さて、このロシアから生えたキノコと、ドイツから生えたツノが、交わっているところがあるんですが、ここに海峡があります。
なので、その海峡より右側(東側)の大陸に囲まれた海のことを「バルト海」と呼ぶんですね。 このバルト海をぐるっと取り囲む国々がありまして、ここの覇権争いこそ、北欧の歴史のハイライトだったりするんです。