ご質問「432ヘルツ基調のホイッスルが存在するのか、またはオーダーできるものですか？」

ティン・ホイッスルは基本的には440hzを基準として製造されています。ですが、頭部管を動かすことでその上下に音程を調節することが可能です。チューニングについては、当店のホームページに記事がございますので、ご覧ください。
432hzは半音にも満たない程度の差ですので、十分に対応できます。ただし、以下の点にご注意頂く必要がございます。

・頭部管を引き抜くと高音域（第二オクターブ）が大きく影響を受け、より大きく音程が下がってしまいますので、より強く息を入れて音程を高める必要があります。

・頭部管を引き抜くと、上のほうにある指孔が大きく影響を受け、大きく音程が下がりますので、チューニングの際にはすべての指孔を閉じた最低音のD（レ）の音を基準にして432hzに合わせ、上のほうの指孔の音(AやBやC#)については息を弱めに入れる必要があります。

ティン・ホイッスルは息の強さで大きく音程が変わりますので、より繊細な息のコントロールが求められます。