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ケルトの笛で広がる世界

新顔「リコーダー」

日本では余りに一般的すぎて、まともな楽器だと受け取られていないリコーダーですが、キーが付いていない1本のシンプルな笛なのにすべての半音階に対応しており、楽器として非常に完成されています。

リコーダーが最も活躍したバロック音楽時代(17-19世紀)、スウェーデンにもリコーダーがやってきて土着化したのですが、そのお話は後に譲るとして、伝統音楽でリコーダーが演奏されていたというお話は聞きません。
この楽器に正面切って取り組み、見事に伝統音楽にマッチさせたのが、“笛の魔術師”ことヨーラン・モンソン(Göran Månsson)氏。
 

ヨーラン氏は音楽大学でリコーダーを学び、その技術を伝統音楽の演奏に活かしました。
巨大なサブコントラバス・リコーダーを使ったロック、テクノ音楽のような演奏から、現代音楽風の演奏まで、まさに笛の魔術師の称号にふさわしい八面六臂の活躍ぶりです。

このようにリコーダーはまだまだスウェーデン音楽では新しい楽器で、彼以外の奏者はほとんど見つけることができない状況です。

彼はまた、楽器製作者グンナル・ステンマルク Gunnar Stenmark氏とともにスウェーデンの伝統的な縦笛ヘリエーダルス・ピーパの開発や普及活動を進めています。

ヨーラン氏とグンナル氏は、夏にヘリエーダルス・ピーパのための講習会を開催しています。

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