ジグは古くから踊られているダンスで、その中でも3つに分類されます。(ダブル、スリップ、シングル)
それぞれに違いはあるんですが、共通していることは「細かい3拍子の集まり」だということです。
3拍子というと、「ずん・ちゃっ・ちゃー、ずん・ちゃっ・ちゃー」のワルツを思い浮かべる方もいるかもしれません。
ただしジグは「タカタタカタタカタタカタ」といった具合です。
もしくは「高田・高田・高田・高田」でも可。
そもそもリズムを文字で伝えるのはなかなか難しいのですが、「タカタ」で1セットの3拍子です。
そう、めちゃ早いんです、急いてるんです、迫ってくるんです、慌ただしいんです!…演奏する分には。
口で「タカタ」「高田」と言いながら、太字「タ」の部分で机をたたいていただくとわかりやすいと思います。
そう、ジグはタカタ(or 高田)なんです。
ちなみに「ダブルジグ」は8分の6拍子(タカタタカタ)、「スリップジグ」は8分の9拍子 (タカタタカタタカタ)、「シングルジグ」は8分の12拍子(タカタタカタタカタタカタ)でひと区切り(1小節)なんだそうです。
ジグ高田、弱いプロレスラーみたいですね。