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「ケルトなう。」

1995年頃から、アイルランドの首都ダブリンは急速な経済成長を遂げ、世界からケルトの虎と呼ばれたりもしたんだ。(今や”欧州の豚-PIIGS-”と揶揄されていますが・・・泣)
 
英国では、それまでロンドンの議会が取り仕切っていたスコットランドやウェールズ、北アイルランドの国政を「それぞれの地方でやりなさい」と方針転換した。
おかげで、今ではどの都市も自分の議会を持てるようになった。

つい先日、スコットランド議会で独立を主張する政党が過半数を超えたのをきっかけに、2014年秋に「スコットランドの英国からの独立」を問う歴史的な住民投票が行われることが決まったりもした。

ウェールズと北イングランドは今のところ特に問題はないけど、今後どうなるかはわからない。

ちなみに歴史の中のケルト音楽というのは、平和な時代には癒しと交流の役割を果たし、激動の時代には今のネットやTwitterのような役割を果たしたんだ。
今みたいに「英国による暴挙なう。」とつぶやくことはできなかったので、そういった事件を歌にして広めていく、っていう風にね。(ということは英国の悪口が多いのかな?)

それらはTwitterより上等なことに、当時の人々だけではなく「こんな過去があったことを忘れてはいけない」って思いを込めて、その子孫にも伝えられていったんだね。
「伝承音楽」ってのはそういうことで、そうやって伝えられてきた音楽をぼくらは聴いたり演奏したりしているんだ。そう思うと、なかなかロマンがあるでしょ?

牧歌的で穏やかとは言えない歴史も多かったけど、今ではアイルランド、北アイルランド、スコットランド、ウェールズ、マン島、コーンウォール、ブルターニュ、ガリシアの人たち、きっとこんな気持ちで今夜も音楽を奏でているんじゃないかな。

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」
 
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