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「爆破未遂で花火大会」

エリザベス時代、イングランドの芸術は飛躍的に進化した。
古楽奏者に聞いたところ、女性がリーダーの時代は芸術がグンと伸びるんだって!すばらしい!
かのシェイクスピアはこの時代の劇作家だし、人気俳優や劇団、それに音楽なども含めて大いに盛り上がった。

ちなみにエリザベス女王の臣下によって、アイルランドにもジャガイモがもたらされ、一躍アイリッシュの主食になった。(アイルランドの土地と良く合ったんだね)

エリザベス女王が亡くなると、スコットランド王が次の王になった。
非常におとなしく、争いを好まない王様だったようで、大きな問題は起こらなかったけれど、それでも片付かない問題があった。

そう、宗教問題である。
 

出展 pixabay.com

国教会、ローマ・カトリック、ピューリタン(プロテスタントの過激派)の三つ巴の争いが続き、イライラも頂点に達した頃、ガイ・フォークスという男が国会議事堂(あのビッグベン)爆破する計画を実行した。

結局それは直前で見つかり、捕まってしまうんだけれど、この事件を記念して(陰謀を未然で防いだことを祝うそう)毎年フォークス記念花火大会ってのが開かれている。(映画「Vフォー・ヴェンデッタ」がわかりやすいです)

この、変なマスクは「ガイ・フォークスの仮面」で、陰謀めいたことを象徴するアイテムなんだとか。

なんだか色々ありすぎて、イングランドの王様もブチ切れてしまった。

「おうおう、てめぇら、国教会に宗旨替えせんかったら、全員沈めんどぉぉ!」的な感じで、本気で怒り狂ったもんだから、さすがに焦って、みんな船に乗り込み島から脱出、その先でなんか広めの土地を手に入れた。
そして、ニューイングランドと名付けたんだって。
そう、もちろんアメリカだね。(今もあるよ、アメリカのいっちばん右上)

紀元1620年ごろの、「おいケルトはどこいった?」的なお話。

関連映画:「恋に落ちたシェイクスピア」「Vフォー・ヴェンデッタ」
 
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