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「ウェールズでスターウォーズ」

ウェールズの北東部グリンダバゥイ(言いづらい)領主のオーウェンくんは、スコットランドでの戦いにも時の王様の軍隊に加わり忠実に闘ったような忠犬タイプのお兄さんだった。
そんな彼を知る人たちからすれば驚天動地だったろうけど、このオーウェンくんが突然、国境沿いのイングランドの町を襲撃し始めたんだ。

そう、オーウェンは反乱軍のリーダーになったんだ!(ルーク・スカイウォーカー)
 

出展 pixabay.com

ちょうどその頃、黒死病(ペスト)の影響で経済的にガタガタになっていたイングランドは、ウェールズからも税を厳しく取り立てたんだけど、それらのうっぷんが一気に爆発。
またたく間に、反イングランドの火花は炎となってウェールズ中に燃え広がった! 大規模な軍隊に対する常套手段、ゲリラ戦を有効に用い、イングランド軍を退け、さらに反イングランドを掲げるお金持ち一家を取り込んで軍費も調達。
さらには、フランスの協力まで取り付けた。

かくして、(イングランド大嫌いな)フランスは大儀を持って侵攻!
一部の地域を陥落させることに成功したが、フランスが相手となっては負けるわけにいかないイングランド人の反フランス魂に火が付き、次第に形勢が逆転。
結局、不利になったら、さっさと帰国してしまった。(ノー!)

フランスが敗走した影響はすさまじく、途端に孤立無援になってしまったウェールズ。
彼らが再びイングランドの手に落ちるのにそれほど時間がかからなかった。
さらに反乱を引き起こしたことで、そこから80年間、超厳しい措置が取られてしまうんだ。

紀元1400年ごろの、デススターを破壊できなかった方の反乱軍の悲しいお話。
 
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