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「おフランスざます」

出展 pixabay.com

かくしてノルマン人(fromフランス)の王様が王位に就いてしまったもんだから、一夜にしてブリトン人はフランス人になりましたとさ。(なんてこった)
そして有名な「封建制度」を開始。

かつてのブリテン島の番長アングロ・サクソン人は、見る影もなく、土地も作物も、何なら娘たちまでもすべて失い、すっかり農奴となってしまった。

もちろん奪った土地は、直属の家臣に与えられ、それらをノルマン人に”また貸し”する、というノルマン人にしかお金の入らない無限ループ。法律もない時代なので、お金がものを言う状況だったんだ。

その後、それ以前にブリテン島に住んでいたブリトン人、ケルト人、アングロ・サクソン人は、すっかりフランス化されてしまい、なんならフランス語もそれなりにしゃべれるようになったりしたんだそう。(ボンジュール♪適応能力おそるべし)

ノルマン人の王様が亡くなり、その息子2人がイングランドとノルマンディーを分け合った。

でも、すぐにイングランドを引き継いだ王様が亡くなり、その弟のヘンリー(1世)が王位を継いだ。この「ヘンリー」という名前、聞いたことある人は多いんじゃないかな?(シェイクスピアの戯曲で有名

ちなみに彼がお隣アイルランドに上陸(侵攻)した初のイングランド王(ケッ!怒)であり、それが発端となり、アイルランドはイングランドの支配下に入れられることになった。

紀元1100年ごろ、気分はすっかりおフランスなケルトのお話

参考映画:ダークエイジ・ロマン「大聖堂」(最近のTVシリーズです)
※余談ですが、ヘンリーのフランス語読みはアンリ、ドイツ語読みはハインリッヒ、スペイン語読みはエンリケになるんですよ~。
 
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