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第11回 「誰か、コロンブスを止めて!」

ポルトガルがアフリカ周回フィーバーしてる時、スペインは色んなもめごとで大忙しだった。
でも、そのもめごとがついに片付いた。
よし、本腰入れてあっしもスパイスを狙いにいっちゃうよ~。(黄猿風)

とは言うものの、アフリカ周りの航路はお隣の小さな隣国ポルトガルに押さえられてしまっている。
そんな時にたまたま流れ着いてきたコロンブスというおじさんの熱意あるプレゼンに心を打たれ、莫大な資金を提供。(ラッキー!)

こうして大いなる夢と腹黒いスペインの野心を乗せてコロンブス出航!

こちらもしょっぱなから問題発生、まさに阿鼻叫喚の航海だった。
ヘンな天候に悩まされ続け、大西洋を(なんと)時速たった5キロちょっとの速度で航行。
部下たちからも「コロンブス、まじうぜぇ」「ちょっとやっちゃおうぜ」(何を!?)みたいな不穏な空気になったそう。(航海日誌より)

出展 pixabay.com


とはいえ、そこは歴史に名を残す偉人、ギリギリのところで陸地を発見!
こうして意気揚々とその土地を「スペインの領土であーる」と宣言。(だから地元の人への配慮はないのか、西洋人よ)
かくしてコロンブスは陸地の探検に乗り出し、別の大きな大陸を発見!
そこで彼は「あれ、これ中国じゃね?」と思ったそうな。
さらに奥へ進んで新しい島も発見、「あ、こっちにジパングもあるじゃん」

なんか、もう、どうしようもないポジティブシンキング!(実際はカリブ海周辺でウロチョロしていただけなのにね)

こうして彼がルンルン気分で大冒険をしている間、船を停めていた場所ではいざこざが起こり(そりゃ起こるよ、てか原住民が怒るよ)船を失ってしまった。

もう、誰か止めてあげて!彼を止めて!!
 
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