先にも書いたように、このシリーズの目的地はメアリ女王なんだけど、この番外編を理解するためには(ほんとは)ローマ帝国篇や、チンギス・ハーン篇、オスマン帝国篇あたりも書きたいところ。でも、さすがに「もういいです」と言われそうなので、この3つをざっくりとまとめてみました。
①ローマ帝国は大きかった
②イエス・キリストが現れた
③なんとなくキリスト教を国教にしてみた
④知らないうちにローマ帝国は滅んだ
⑤その後、東洋が勢いを増した(チンギス・ハーンなど)
⑥さらに預言者マホメットが現れて、イスラム教が大ブレイク
⑦イスラム系最強のオスマン帝国が現れた
⑧キリスト教の最終防衛ライン(現イスタンブール)でキリスト教vsイスラム教のガチンコバトル勃発
⑨当時鉄壁を誇っていたキリスト教の防衛ラインを突破される
⑩イスラム勢力拡大、キリスト大国ピンチ
まぁ、こんな感じだったんです、当時は。
見ての通り、ほとんど西洋はいいところなし。なんともパッとしない時代。
西洋がパッとしないのに、アイルランドがパッとしてるわけないじゃない、と思うでしょ?
でも島国(イングランド)を挟んだ、さらなる島国だったアイルランドは、案外安全圏だったんだ。たまには良いこともないとね。