アメリカの手作りティン・ホイッスル職人Michael Burke(マイケル・バーク)氏のアルミ製D管ティン・ホイッスルです。 マイケル・バークのティン・ホイッスルは、 音程、吹き心地ともに素晴らしく、繊細な表現もできる、バランスが取れた能力の高いティン・ホイッスルです。強弱がつけやすく発音が明快なので、表現力が大きいことが特徴です。 本体がアルミ、マウスピースはデルリンという硬いプラスチックでできており、しっかりした作りです。安定感が抜群ですので、コンサートでも活用できます。 アルミ製と真鍮製、ワイドボア・セッション・ナローボアの違いについて悩んだら、こちらの記事をご参考ください。 ● サムホール(管の背面の親指用の指孔)付きモデルについて 上の手(右利き奏者は左手)の親指で操作する裏孔が開いたモデルです。 基本的には通常のティンホイッスルと運指は同じで、B(シ)をおさえた状態でサムホールを解放するとC(ド)ナチュラルが出ます。通常の運指ではCナチュラルをクロス・フィンガリングや指孔の半分開けで出しますが、音程が不安定で音色が暗くなりがちです。サムホールを利用することで、Cナチュラルの音質や音量が他の音と近づきます。BとCの音のつながりによっては運指がスムーズになります。 サムホールのCナチュラルはモダンフルートと運指が同じであるため、モダンフルート奏者には扱いやすいかもしれません。
Burke製ティン・ホイッスルのメンテナンスポイント マイケル・バークのホイッスルは非常に美しい楽器のため、金属の経年劣化が気になりやすいかもしれません。(特に真鍮は赤っぽく変色したあと、アンティーク風になります。アルミはそれほどでもありません) そういった時には金属磨きで磨いていただくと、購入したてのような美しさになります。