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ティン・ホイッスルとは
ティン・ホイッスル(Tin Whistle)は、前面に6つの指孔がある、リコーダー状の発音機構を持つ縦笛です。

主にアイルランド、スコットランド、イングランドの伝統音楽や、ケルト系の音楽をルーツにしたアメリカ民謡で親しまれています。

楽器の分類上はフルートや尺八と同じく空気を振動させて音を鳴らす楽器の一種で、このような仕組みの楽器を「エアーリード楽器」と呼びます。

小中学校で習うリコーダーと同じく歌口の装置(フィップル)を持っていますので、音を鳴らす技術がなくても息を吹き込むだけで音を鳴らすことができます。

“Tin” は英語でスズやブリキを意味し、直訳するとブリキの笛という意味になります。
この楽器は、しばしばフラジョレット Flageolet、あるいは特にアメリカのフォーク音楽においてはペニー・ホイッスル Penny Whistleと呼ばれ、アイルランド固有の言語であるゲール語ではファドーグ・ストーン Feadóg Stáin(=ブリキの笛)と呼ばれています。

ティン・ホイッスルはその手頃さと音の出しやすさから、アイルランド音楽では最も親しまれている楽器です。