Jean-Michel Veillon & Jean-Mathias Petri「DISUL」

2023年制作、ブルターニュを代表するの２人のフルート奏者（木製フルート、ベーム式フルート）によるフルートだけのアルバム。

この作品は

「2人のフルート奏者は、非常に長い間一緒に仕事をしてきた。異なる音楽的背景を持つ二人は、時に瞑想的に、時にリズミカルに、特殊なものから普遍的なものへ、あるいはその逆へと言葉を交差させながら、長年にわたって共通の音楽世界を築き上げてきた。

このDISULのアルバムは、クリステン・ノゲスからベーラ・バルトーク、モーリス・ラヴェル、デュオによる作曲、伝統的な曲の編曲など、実に多様なレパートリーを通して、美しいサウンドと空間デザインによって提供されるフルート（そしてフルートだけ）のための音楽の物語を語っている。

パーカッシブでメロディアス、夢のようでミステリアス。彼らは次第にこのアルバムの世界に浸透していく。スタイルも時代も異なる10本の多面的なフルートは、木製または金属製で、驚くほど多彩な音色を聴かせてくれる。

オクトバスの妖艶な深みから、古代のヴァンヌ音階で作られたこの小さなヘ音記号のフルートの神秘的な感情まで、ジャン＝ミシェル・ヴェイヨンのウッディなメロディとジャン＝マティアス・ペトリのハーモニーとパーカッシブな喚起が浮かび上がる。」

ジャン＝マティアス・ペトリ：メタルフルート（C、E♭、アルト、バス、オクターブ
ジャン＝ミシェル・ヴェイヨン：木製フルート（D、E♭、F（オールド・スケール）、A、B♭）。