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ブズーキについて

楽器の維持管理:オクターブ調整


フローティングブリッジを採用したブズーキの場合、ブリッジが接着されていない場合がほとんどです。従って、弦交換の時には、1コースずつ交換するか、粘着力の弱いマスキングテープなどで元のブリッジの位置がわかるようにして交換しましょう。ブリッジの位置が変わると、弦長が変わり、正確な音程を保てなくなるからです。このような場合には、オクターブ調整が必要になります。

オクターブ調整では、12フレット上のハーモニクスと押さえた状態での実音を一致させる作業を行います。
まずは、ブリッジを大まかな位置に置きましょう。理論的には、ナットから12フレットまでの距離を2倍した数(弦長)に、サドル補正分として2mm~5mmを加えた場所にブリッジを置くことになります(この補正分の距離は楽器のサドルの作りによって変わります)。その後、チューニングをした状態でハーモニクスと実音を鳴らし、ハーモニクスの音程が実音より高い場合は弦を緩めた上でブリッジを前に、低い場合は後ろにずらして、調整してください。
クリップ式のチューナーでは、正確な音程が把握しにくいこともありますので、感度の良いストロボチューナーがあると便利です。この作業を高音側と低音側で行ってください。
 
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