ブズーキ、オクターブ・マンドリン、シターンなど、ブズーキに関連した楽器には様々な名前が付けられています。どれにどのような呼称を用いるかについては、様々な観点から議論が行われており、製作者によってもかなりばらつきがありますが、
ブズーキ=弦長600mm以上の4コースの復弦楽器
オクターブ・マンドリン=弦長530mm~560mmのショートスケールの4コースの複弦楽器
シターン=弦長530mm~560mmのショートスケールの5コースの複弦楽器
という点では、ほぼコンセンサスが得られています。
これらの楽器の派生形として、弦長600mm以上の5コースの楽器は、音楽のジャンルによって、5コース(10弦)ブズーキや、ラージ・シターンなどとも呼ばれています。