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バンジョーについて

練習について バンジョーでの装飾


バンジョーでの装飾

バンジョーは音が伸びない楽器なので代わりに譜2のように音を区切る変奏が多用されます。音を伸ばすのをアクセントに考えても良い程です。これは他の楽器でよくカットやロングロールを入れるタイミングとも似ていますのでそのようなイメージで弾くと良いでしょう。

 

譜2 音を区切る変奏の例


バンジョーといえばなんといってもトリプレットです。他の楽器でトリプレットを入れる所に加えショートロールもトリプレットに置き換えられますが、タップやカットを入れる場所もバンジョーではトリプレットになります。トリプレットにはロールと同じくイーブン気味な時と最後の音を長く取る時がありますが、特にジグの場合はトリプレットと言っても譜面に書き下した様に明らかに三連符ではありません。

 

譜3 リール(The Wise Maid)での例

 

譜4 ジグ(Banish Misfortune)での例


トリプレットの始動はダウンピッキングでないと困難なのですが、ここでピッキングの基本パターンを見直してみると装飾を入れたくなる場所がほとんどダウンピッキングの位置である事が分かります。なんでもトリプレットで表現するバンジョーの場合どうやって変化を付けるかが腕の見せ所ですが、あまりにピッキングパターンを崩しているとトリプレットを入れたい箇所でアップピッキングという事態が起こりがちです。適宜パターンを崩した場合でもリセットしましょう。
 
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