楽器選びのポイント
楽器選びのポイントとなる、音色に特に大きな影響がある要素を紹介します。
リム
通常は11インチですが1回り大きな12インチの物(例: Gold Tone OT-17)もあります。12インチの物は太く温かな音色を狙って作られるのでリゾネーターを持つ事は稀です。
先述の通り厚さ3/4インチがfull thicknessとされますがオープンバックでは1/2インチもよく見られます。プライ数(積層された板の数)は2~3プライが良いと言われています。廉価な仕様として4プライ以上のマルチプライがあり、音色の面では十分ですが接着箇所が多いため劣化が起きやすい様です。
安価な物ではアルミ製の物(例: Clareen Bridge)もありますが、木製なだけで十分な厚みも(ウッド)トーンリングも持たない物よりはアルミ製の方がバンジョーらしい音がします。