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バンジョーについて

楽器選びのポイント レギュラースケールとショートスケール


楽器選びのポイント

楽器選びのポイントとなる、音色に特に大きな影響がある要素を紹介します。

レギュラースケールとショートスケール

テナーバンジョーの標準的な弦長(レギュラースケール)は23インチ(584mm)前後です。元々はマンドリンやフィドル奏者のために開発された楽器ですので古い物では20インチ以下の物までありますが、現在はレギュラースケールより2フレット分(約62mm)短い物がショートスケールとされています。

レギュラースケールとショートスケールでは張れる弦のゲージが異なり、ショートスケールはアイリッシュ以外ではあまり用いられないので国内では弦がなかなか手に入りません。弦長が短いのでマンドリンの弦を組み合わせれば多少費用はかかりますがセットを作る事ができます。

弦長や弦のゲージは当然音色に影響します。バンジョーは元々長めの弦長に細い弦を張る楽器なのでショートスケールは演奏性のために音色を犠牲にしていると考えられる事が多い様ですが、手に合った楽器の方がダブルストップ(重音)や変奏等の表現の幅は広がります。小指で5フレットを押さえた状態で人差し指が1フレットに届かなければショートスケールを考慮に入れても良いでしょう。トラッドのみを単音で演奏するのであればそれ程気にする事はありません。
 
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