ティン・ホイッスルには大きく分けて工場で作られる「量産品」と職人が製作する「手作り品」とがあります。
量産品は価格が安く手に入りやすいのがメリットですが、音程はあまり良いとは言えません。手作り品は音程が取りやすく、音色が整っていて、息がよく入るので音の表情がつけやすいことが利点です。
手作り品の高級なホイッスルが初心者に吹きにくいということはなく、むしろ綺麗な音色で吹き心地がよいので、予算に余裕のある方は手作り品から練習を始めると良いでしょう。
アメリカの手作りケルトの笛職人マイケル・バーク氏のアルミ製ティン・ホイッスルです。アルミ製は楽器の軽さ、音色の透明感が特徴です。
アイルランドのホイッスル手作り工房Killarney whistleで製作された「職人手作り」によるティン・ホイッスル D管です。
一方、量産品でも充分に音楽を楽しむことはできますので、まずは手頃な量産品から練習し始めて、本格的にやってみたくなったら手作り品に移行することもできます。
アイルランドに工房を構えるFeadógファドーグ社の真鍮製ティン・ホイッスル。最も安価な機種でお試しに買ってみるには良いかも? 音色はややカスレ気味なので、ワンランク上の機種「Pro」もご検討ください。
Sweetoneスウィートーンはイギリスの老舗メーカー「クラーク社」が製造する、澄んだ音色が特徴の、円錐管ティン・ホイッスル D管です。