右手側鍵盤23ボタン(C列12、B列11)、左手側ベース&和音ボタン8、Irish Bouebeと全く同じ配列で、おおよそ3オクターブの音域が出せます。 右手 2列、3音色、23ボタン、リードのストップ5、音色の組み合わせ 3 左手 3音色、8ボタン、ベース用、和音用、共に最大で3つのリードが鳴ります。 それぞれが、3音と2音にスイッチ出来ます。 重さ4.2kg 大きさ 27.7cm*16.8cm*30cm 特徴的な機能としては、右手側に3つ、左手側に2つ付いた、ストップと呼ばれる装備で、これらを上げ下げして、音が鳴るリードの枚数が変えられます。鍵盤側は、高音2枚、低音1枚、合計3枚を組み合わせて好みの音が出せます。通常は高音2枚を鳴らしますが、練習の時は1枚だけにしたり、また3枚全部を鳴らして迫力を出したりする事が出来ます。左手側もベースボタン用、和音コードボタン用、それぞれにストップが付いていて、こちらも音色の選択が出来ます。 NUAGEの初期の製作には名手Mairtin O'Connorが関わり、演奏家の要求に添って作られたので、モデルチェンジを重ねながら、今日まで数多くの演奏家に愛用されています。 運指表はこちらからご覧いただけます。 ● アコーディオン奏者 木村穂波さんのレビュー リードの枚数を変更できるボタンが右側に3つ、左側に2つあることから、ダイナミックなソロスタイルから他の楽器との溶け合いを楽しむスタイルまで、すべてをカバーできる強者アコーディオン。木製ならではの暖かさを持ち、ウェットサウンドもドライサウンドも1つの楽器で楽しめる優れもの。しかし、パーツの多さや木製であることことから、他の機種よりひときわ重いのが難点。また蛇腹の開閉が早いため、空気ボタンをうまく使ってコントロールできるようになるまでに時間がかかりそう。23ボタンのためカバー音域が広く、多様なチューンが弾きこなせそう。 ※コード部分:ボタンの開閉によってメジャーチューン/マイナーチューンどちらでも対応できる。