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[中古楽器] John Evans ピブゴーン D管(チェリー製)

ウェールズの職人John Evans氏の製作したピブゴーンです。

Evans氏は高齢のため健康状態が良くなく、しばらく楽器製作から遠ざかっており連絡が取りにくい状況でしたが、今回4年ぶりに私がウェールズを訪れた際に工房をたずね、幸運にも手に入れることができました。

Evans氏は現在注文を正式には受け付けておらず、ほぼ引退しており、これが最後の納品となる可能性があります。

こちらはチェリー製の楽器です。

● チューニングについて
ピブゴーンは自然素材のみによる素朴な楽器ですので、チューニングには知識と経験が必要です。また、息の強さの加減によっても音程は大いに変化します。

・リードは息によって湿ると柔らかく・重くなり・開いてきます。しばらく吹かないでいると硬く・軽く・閉じてきます。
演奏時間の経過とともに音程が下がってゆきます。季節や湿度や気温によっても変わり、例えば梅雨の時期はリードが開きやすく、冬季はリードが閉じやすくなります。

・ティン・ホイッスルと同じく、リードの抜き差しによって全体の音程が変わります。差し込むと全体のピッチ(特に高音域)を上げ、抜くと下がります。

・音がすぐ止まるようなら、舌の部分をつまんで少し開きを大きし、それを繰り返してクセをつけましょう。リードを折ったり、切れ込みのところを広げたりしないように、慎重に行ってください。

・音が高すぎる場合には、Bridle(金属や糸でリードを縛っている部品)がついていればそれを根元の方にずらして舌の振動部分を長くします。
また、舌の先端部分に少量のビーワックス(ブルータックや米粒でも可)を載せてみる、又はチャンターからリ ードを少し上に引っ張り出してみてください(ぐらつくようなら根元をビーワックスなどで固定します)。

・音が低すぎる場合には、Bridleがついていればそれを先端の方にずらして舌の振動部分を短くします。またチャンターにリードを深めに差し込んでみてください。

・これで全体の音程がほぼ合ってきたら、各音孔にワックスを詰めたりテープを貼ったりして最終調整します。

・吹くときの息の強さの加減も大切です。強く吹けば音程は上がり、弱く吹けば下がります。高音域においてより強く吹く、反対に低音域でより強く吹くなど、音程の癖を把握して、適切な息圧で吹いてください。

[中古楽器] John Evans ピブゴーン D管(チェリー製)

¥ 74,400
在庫数: 1
 

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商品レビュー

  • 音色はきれい

    D管(プラム製)を所持しています。
    それほど気張らなくとも音は出ますが、息をうまくコントロールしないと不安定な音で、特に最低音のDはなかなか思い通りに鳴ってくれず大変でした。 音域は、調子良く行くと2オクターブ目のEまで出せるかな?
    音は大きめで、音色はきれいです。
    見た目は格好いい楽器です。

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