京都に工房を構える小坂弦楽器工房製作のオクターブ・マンドリンです。
表面板は「ベアクロウ」と呼ばれる木材の希少な部分を使っていて、クマの爪痕のような模様が特徴です。

中音域・高音域が豊かな印象です。
低音域は強く出ない印象ですが5コースの特性で「低い音」を出すことができます。
低音側の5コースは「D」または「C」に設定することをオススメしています。

1コースと5コースを「D」にすればDADGADギターチューニングに近いニュアンスを出せます。
5コースをさらに低い「C」にして1コースを「E」にすることで完全5度チューニングにできます。

4オクターブマンドリンとは異なった演奏が楽しめます。
例えば5コースで低音を鳴らし続け、4〜1コースで伴奏またはメロディーを演奏することで、バグパイプのドローンのような雰囲気を作れます。

ソロで弾いても素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれます。

国内の職人さんのアフターケアもありますので安心してご使用いただけます。

[スケール]561 mm
[表板]　シトカスプルース　ベアクロウ アラスカ
[裏、横板]　ヨーロピアンメイプル、エボニー 東欧 ガボン
[ネック]　メイプル ローズ 3P 北米 インド
[アジャスタブルロッド] 5mm六角レンチ用 カバーコア 日本ハワイ
[指板] エボニーパールインレイ ガボン
[ブリッジ] ブラジルウッド（ペルナンブコ) ブラジル
[ヘッドプレート] インディアンローズ　インド
[バインディング] シカモア （ヨーロピアンメイプル) 東欧
[サウンドホール] ハワイアンコア アバロン　ハワイ　メキシコ
[糸巻] ゴトーSG381 日本
[テールピース] 真鍮 ボール、ループエンド両用
[ピックアップ] ピエゾ貼り付けタイプ
[弦] .012 , .022w, .032w, .044W, .064 w
ダダリオオクターブマンドリン弦E J80 +064 w
[ケース] HOSCO AC-180