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ハンマー・ダルシマーの弦


ダスティー以外のダルシマーをお持ちの方へ…

もしダスティー以外のダルシマーの弦をお探しなら、ひょっとすると私たちのところにあるかもしれません。しかし、まず知っていただかなければならないことがあります。ダルシマーの設計、構造、チューニングには様々なものがあります。つまりギターなどと違い、どんなダルシマーにも使える一般的な弦のセットというものはないのです。このため、あなたのダルシマーに合う弦の素材や太さを言い当てるのは普通はできないことなのです。

ダルシマーの製作者からストリングチャートを手に入れられない場合、一番いい方法はマイクロメーターを手に入れて、今ダルシマーについている弦の直径を測ることです。また弦の素材(よくあるのはスチール、真鍮、燐青銅、またはそれらを組み合わせたものです。)と、巻いた弦か真っ直ぐな単純な弦かも見極めなければなりません。

弦の太さを測れないなら、もう一つのやり方は、ダスティーのストリングチャートを見比べて(このページから手に入ります)どれがあなたのダルシマーに一番似ているか考えてみることです。ダスティーの弦があなたのダルシマーに合う保証はありませんが、何か手掛かりがあった方がやりやすいでしょう。その弦でいいかどうか確信が持てなければ、間違っていたとしても細い方の弦を使ってください。こうすればダルシマーにかかる張力が強くなり過ぎるということがありません。

ダスティーのダルシマーもそうですが、現代のダルシマーの多くは1つの音に2本かそれ以上の弦を使うようになっています。弦にはヒッチピンに掛ける輪がついていて、反対側はチューニングピンに巻くようになっています。また弦2本分に1本の弦を使っているものもあり、この場合弦はチューニングピンからダルシマーの反対側へ行って戻ってくる長さが必要です。ダスティーの45インチの輪付きの弦はこのやり方には使えませんが、往復に使う弦の代わりに輪付きの弦2本を使うこともできます。


● 弦の注文

ダスティーのダルシマーの弦を注文するには、そのモデルのストリングチャートが必要です。(こちらから見ることができます)これを使って必要とする弦の太さと材質を知ることとができます。自分のダルシマーのモデルがわからなければ、サウンドホールの中を見てください。紙に書いて貼ってあります。

注文はネット、電話、または注文フォームを印刷して、ファックスやメールでしていただくことができます。送料手数料はこちらにあります。

単品の他に2種類のセットをご用意しています。「フルセット」はダルシマーで使われる各弦が1本ずつ入っていて、ダルシマーの弦を全て張り替えることができます。「スペア弦パック」はそのモデルで使われている弦が種類ごとに1本~3本入っていて、弦が切れた時の張り替えに便利ですが、全部の弦の張り替えには十分ではありません。

単品の弦:長さ45インチ、ループ付き弦

注意:.020“の燐青銅の弦は販売を終了しました。弦の強さに問題があり、.022”の燐青銅に置き換えました。 2016年8月にクロマチック・シリーズの弦に少し改良を加えました。個別の弦をご注文になる場合は、まず新しいストリングチャートをご覧になることをお勧めします。
.020“のスチールの巻いた弦の販売は終了しました。代わりに.022”のスチールの巻いた弦をお勧めします。


● 手入れと弦の張り替え

ギターの弦は演奏者の指の汗と塩分で錆びやすく、頻繁に張り替えなければなりませんが、ハンマーダルシマーの弦はあまり手入れをしなくても何年も使えます。チューニングするときには指ではなくギターのピックを使ってください。弦がくすんできたら、モールスキンや研磨布できれいにすることができます。変色がひどい時は非常に細かな鉄綿(スチールウール)を使ってきれいにすることもできますが、これを使うときは気を付けてください。錆を防ぐ表面のコーティングも取ってしまう恐れもあるのです。

一般的に(実際に錆びている時は別として)、撚りのないは鋼の弦は張り替える必要はありません。弦の張り替えは大変な作業ですし、たいがいの場合、わかるほどの音の改善はありません。ピアノのようなものだと考えてください。ピアノは50年かそれ以上も弦を替えずに使っています。しかし低音域で巻いた弦や燐青銅の弦を使っている大きなダルシマーでは、これらの弦は数年おきに替えることを考えてもいいでしょう。巻いた弦や燐青銅の弦は時間がたつと音色が落ち、音が鈍くなります。

ハンマーダルシマーの弦は切れることがあります。これは仕方のないことです。弦楽器の弦が切れるのは普通のことで、どこかがおかしいわけではないのです。切れた弦を初めて張り替えるのは、気の進まないことだと思いますが、落ち着いて、チューニングレンチと針金を切る道具があれば、すぐに上手にできるようになります。ガイドブックに丁寧な手順が載っています。お買い上げの時についていたガイドブックを紛失した場合は、こちらからダウンロードできます(英文)。わからないことがありましたら、遠慮なくお電話ください。

ダルシマーの弦を総替えする場合は、1本ずつ替えてください。同時に全部の弦を取り外した方が、サウンドボードの掃除ができていいと思われるでしょうが、ブリッジが動いてしまって、正しい場所に戻すのが大変なのです。

 
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