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店長、ケルトの国へ行く

6日目 ライブのあとのサプライズ

1回目の休憩中に、リーダーのジェイミーと話せていたんですが、ライブ終わりに他のメンバーの方にも一通り挨拶したくて、声をかけるタイミングを測っていたたら、ドラムのイオロォさんが店長の元にやって来て「もしかして、淳平かい?」と声をかけてくれました。
なんと、Facebookでのやり取りを覚えてくれていたみたいで、「本当に日本から来てくれるなんて、びっくりだよ!」と色々と話をさせてもらいました。

さらに、これからウェールズのカーディフと、コーンウォールと、ブルターニュに伝統音楽を聴く旅をしようとしてるんですと伝えると、「本当かい?それはすごいね、なんていいツアーなんだ」と言って、ウェールズに着いたら一度連絡してよと電話番号とメールアドレスを渡してくれました。

なんと、まさかこんな展開が用意されているだなんて、風邪とか熱とか、もう心配ないさー!ってぐらいテンションが上がりきって、家路(ホテル路)につきました。

さて、地図では歩いて帰れる距離か、最悪タクシーをつかまえたらいいかと思っていたら、向こうのタクシーって、乗用車との区別が全くつかないし、じゃあ歩こうかと思ってGoogle先生に聞いたら「徒歩55分」って、ちょっとそれはめんどくさい。
どうしたもんかと、思っていたら、路面電車が走ってるじゃないか!

今までなら、でもどうやって乗ればいいかな、そもそもこんな遅い時間(日が暮れてたんで11時前)だから怖い人が…、とか考えていたかもしれませんが、なんせこっちはノッティンガムで一番テンションの高い男ですから。(ありがとう、ノッティンガム)
もうどうにかなるさ精神で、適当にチケットを買って、適当に乗ってみたら、割とホテル近くまで戻ることができました。
なるほど、旅は度胸だね。

そういえば熱でうなされてたから、朝からりんごとオレンジしか食べてなかったということに気づいて、ふと目に入ったイラン料理屋さんに入店。

そこで、ナンとケバブ、フライドポテトとサラダのテイクアウトを注文。
すると大きなプラスチック容器に、下からナン・ケバブ・ポテト・サラダを重ねて「はい、どうぞ」と来たもんだから、その発想は日本にはないざんす!と妙に感心してしまいました。

この店主のおじさんがえらくおしゃべり好きで、注文してから、もう袋詰めが終わったあとも、結構長い時間袋を渡してもくれず、いろいろとお話することに。

「日本は一体何社ぐらい車を作ってるんだ?」
「日本で車を買うとこっちより安いんかい?」
「サッカーは日本もすごくいいチームだよね、でもオレたちだって負けてないぜ」
「ところで、車を作ってる人たちって、1日何時間働いてるんだい?」
「車工場のシフトは1日3交代かい?」

と、なんだろう、車に思い入れがあるのかな?
テイクアウトの料理をようやくテイクアウトさせてもらえた頃には、15分ぐらいしゃべっていました。
はじめてイラン人の方としゃべりましたが、とにかく陽気で人が良くて面白くてひょうきんで、すごい素敵な人でした。

ホテルに帰って、食べたら超おいしい!でも量が多すぎて、ほとんど残しちゃいましたとさ。
でももう一度食べたい味。
 
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