ポルカはなにもケルト圏だけではなく、世界中に広く知られているダンス曲ですが、起源はチェコの民族舞曲。
アイルランドでもポルカの流行に合わせて、ポルカ風の曲を作るだけではなく、今まで演奏していた曲をもポルカ風に編曲したというのですから、その人気っぷりがわかります。
いわゆる2拍子の曲で、「タカタカ」や「ターカターカ」で1小節になります。
当時、大陸からやってきたポルカは、これまでのダンスと比べ、圧倒的に男女の密着度が高いことが田舎っぺカップルたちの度胆を抜き、みんなこぞって都会(シティ)派に鞍替えしたと言われています。
きっと、合コンの様相も様変わりだったことでしょう。
余談ですが、「ポルカ」というと、「ホームアローン」で一刻も早く家に帰りたいお母さんを、車で送ってあげた男だらけの気のいい集団がやたらポルカ押しだった、というエピソードを思い出します。
誰か共感してくれるでしょうか?
映画「タイタニック」のパーティーシーンで演奏されていた曲は、こちらの「ライアンのポルカ」です♪