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店長、ケルトの国でのんびりする

7日目「フリマとチケットとガレット」

今日は日曜日。日本で日曜日っていうと仕事が休みの人が多いので、家族で出かけるー、とか、友だちと集まってドライブに行っておいしいもの食べるー、とか、笛屋さんの京都店と東京店が営業してるー、とか、そういうイメージがありますよね。
でも、ヨーロッパの国って、全然違うんです。

日本でイオンモールが日曜に閉まってると、たぶんまあまあ大きなニュースになると思いますが、ヨーロッパの国々は

「日曜日はね、神様が休みましょって言うてる日やねん。安息日、聞いたことありまっしゃろ?それや、だから働いたらあきません」

というわけで、店とかも、もちろん閉めますよ、というのが、フランスの法律で定められているんです。

これは1906年に定められた法律に基づいてるそうですが、年々変化を望む声が強くなり、特別に許可をもらった職種の店は開けてもいい(でもスタッフの賃金は倍増やで)など、少しずつ規制はゆるくなっているそうです。

ちなみに英国では、店が開いてはいましたが、すごく早くに閉まった記憶があり、お隣ドイツの友達は、日曜に店が開いてるわけないじゃん!って言ってました。お国が違えば日曜事情もだいぶ違うんですね。

そんなわけで、お店は開いてないわけですが、その代わりにあることが盛大に開かれると耳にしました。

それが、フリーマーケット!

てくてくいつものスーパーまで歩いて行きますと、駐車場と隣接する公園を使って、かなりの規模で開催していました。
昼前に行って、ぐるーりと見て回ってると、軽食を提供してくれるテントが出ていました。

何か食べて帰ろうと思い、とりあえず並んでみましたが、自治会運営のお祭りとかでよくある(?)、各店では現金では買えず、まずはこのフリマ内で使える買い物チケットを購入して、そのチケットで昼ごはんを頼む、という二重の注文をフランス語ですることになります。

まず、チケットの種類を知りませんから、チケット売り場のおばさまに「隣の店でガレットとサンドイッチとコーラを注文したいんじゃけど、その分のチケットを買いたい」的なことを頑張ってフランス語で伝えます。
おばさまもフランス語ど素人が来たというのはわかっていますが(全然嫌な顔されず、素敵な方でした)、英語はしゃべれないようで、身振り手振りでアピールします。

1ガレット1サンドイッチ1コーラ!

で、おばさまが「◯ユーロになるわよー」って言ってくれたんですが、想定よりだいぶ高い!
おそらく、どっちかの数字が間違ってるぞと思い、再度確認します。

お互いわちゃわちゃしていたら、サッとイケメンのお兄さんが軽食店ゾーンから来てくれて、英語で対応してくださいました。

結果的に、なぜだかおばさまには「2ガレット2サンドイッチ2コーラ」と倍量で伝わっていたことがわかり、おばさまも「あら、ごめんねー」みたいな感じで、ことなきを得ました。

こういうわちゃわちゃした感じも旅行っぽくて楽しいなと思いながら、無事に買えたチケットを一度も手にすることもなく、そのチケットはそのままお兄さんが持っていって、話の流れで注文していたものを渡してくれましたとさ。

おいしゅうございました。

このあと家に帰りまして、ブル太くんとともにレンタカーの予約をしたり、かわいい猫ちゃんと戯れたり、仕事してるうちに、夜も更けていきましたとさ。

唐突なブルターニュのアーティスト紹介コーナー

今回はブルターニュの伝説のバンド「Tri Yann」を紹介します。
Tri Yann トリ・ヤンは、1971年にジャン=ルイ・ジョシック、ジャン・チョクン、ジャン=ポール・コルビノーによって結成されたブルターニュの伝統音楽を取り入れたロックバンドです。

結成当時はマンドロンチェロ(マンドリンの低音域のやーつ)、ハンマーダルシマープサルタリー(中世ギリシャのハープ)、ボンバルド(ブルターニュの爆音オーボエ)、クルムホルンショーム(どちらもルネッサンス期の木管楽器)などの楽器を使っていました。

その後、エレキベースやドラムなど、ロックの要素を加え、独自の音楽を生み出し、ライブでのド派手な演出・パフォーマンスは多くのファンに愛されていました。
2021年のラストコンサートをもって、50年の活動に終止符を打たれましたが、半世紀に渡ってブルターニュ音楽を先導した伝説のバンドなのです。

 
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